再発させないために行なっていること
結石ができる原因は、「食べ物」「体質」「トイレの清潔さ」「ストレス」などなど…
あらゆる原因となりうる要素をウリくんの周りから排除すれば、きっとよくなるはず!そう信じて、実際に行なっていることを紹介します。
1,フードの見直し(ウリくんのみ表示以外は他の猫も対象)
これまでは、ロイヤルカナン「インドア」(ドライ)、ベビーキャット(ウェット、おやつ代わり)でしたが、
見直し後は、ロイヤルカナン「pHコントロール2 フィッシュ」(ドライ)、ロイヤルカナン ユリナリーケア(ウェット、ウリくんのみ)、酵素サプリメント「フルーツザイム」少量
とし、しばらく様子を見ました。
※当初カルシウムサプリを与えていましたが、獣医さんに相談したところ、カルシウムサプリはやめた方が良いとのことでしたので、2017年1月中旬でやめました。
2,トイレそうじを念入りに
トイレが汚れていると我慢してしまい、尿の濃度が高くなる原因になるので、トイレは常に清潔にするように心がけています。
3,運動の時間をつくる
ストレスが原因で結石ができることもあるそうなので、1日1回30分はおもちゃ(キャッチミーイフユーキャン2)で遊ぶ時間を作ることを意識しています。
キャッチミーイフユーキャンの記事はこちら
今後はHYDRION pHチェッカーでこまめにpHの変化をチェックして改善を繰り返す

pHチェッカー HYDRION™️
pHを測るのに活躍するのがこのHYDRION™️、いわゆるリトマス紙のようなもので、猫のおしっこ1滴程度に浸すだけで色が代わり、その色とpHガイドの色を照らし合わせると数値がわかります。
これを使って測った数値と、実際に獣医さんのところで調べてもらった数値がほぼ同じだったのでおそらく、それなりに精度は高いと言えます。
ちなみに、猫の尿の正常なpHは6.0-6.5くらいだそうです。ただ、正常な値でも結石ができる子もいるとか。ウリくんのpHは5.0になることもあるので、pH5.9以下の酸性に傾いてしまう状態をとにかく無くし、6.0以上を目指すこと。
そのためには、どんな時に、どのくらいのpHになるのかを調べ、様々な改善を実行してどう数値がかわっていくか見つつ、食事や生活習慣の見直しを繰り返すことが大切。
ちなみに、食事直後や運動直後を避け、食事や運動の数時間後など、自然な排尿が正しい数値に近いそうです。
ウリくんは2016年12月現在も少量の血尿と頻尿を繰り返し、本来pHが上がりアルカリ性に傾くはずの食後も酸性に傾いたり、不安定ですが長期戦で測り続けることにしました。
大切なのはその時々の愛猫を知ること
ウリくんの体質改善のためのトライ&エラーはまだまだ続きますが、今回のウリくんのシュウ酸カルシウム結石を通じて、あらためて愛猫達のことをもっと理解してあげなければならないと気づかされました。
毎日、無償の癒しをもらうだけでなく、彼らを理解して少しでも長く一緒に居られるように、もっともっとその時々の愛猫のことを理解してあげたいですね。
※2017年2月初旬、ウリくんは結石除去手術を受け、無事に退院。現在(2017年2月中旬)は元の元気なウリくんに戻り、再発防止のため食事療法とphチェックを継続して行なっています。