去る2017年2月22日、猫の日。
もふねこ編集部スタッフは「猫の日」こそ猫を深く理解すべく、とある集会に参加しました。
その名も「まがり猫集会」。
文京区の真ん中にひっそりと佇む、素敵な古民家で行われたそのイベントは、猫さんの秘めた素晴らしさをとっても深く再認識できるものでした。
今回はそのイベントの内容の一部と「まがり猫」の活動についてご紹介したいと思います。
ところで「まがり猫集会」ってなんだ?
「まがり猫集会」って、間借りしている猫が集まる集会のこと?それとも、かぎ尻尾の猫が集まる集会のこと?
いいえ。どちらでもありません。
そもそも「まがり猫」団体とは、
猫と人が心地よくいきていける社会をつくるため、 猫のいきる場を増やすサービスの開発・運営を行う団体です。
「まがり猫」団体の代表、山入端(やまいりばた)さんによると、 主に保護猫さんが「安全に生きて、活かされる場所」を作る活動をされている団体なんだそうです。
そんな山入端さんの活動に、興味を持つ人たちが集まったのが「まがり猫集会」というわけです。
「まがり猫」は単に場所を間借りする「猫」という意味ではない
また「まがり猫」は単に場所を間借りする「猫」という意味ではなく、人と人の間に猫が介在することで、人も豊かになるということを広めたいという考えがあり、正しくは人と人の間を間借りする「猫」という意味なのだそうです。
例えばオフィスに猫を派遣することで、そこで働く人や会社に嬉しい変化をもたらすことを知ってもらう、という活動もされているんだとか。
これは猫好きさんにとって嬉しい活動でもありますね。
もちろん、猫が苦手な方もいるはずなので、そんな人達も豊かになることを配慮した提案をされていたり、猫を派遣するだけでなく、猫のケアに関するアドバイスや、オフィスが閉まっている週末のシッティングなども行うそうです。
「まがり猫集会」で最も印象的だったこと
もふねこ編集部のスタッフの多くは、猫さんはオフィスで働く人間のストレス軽減に対して、即効性のある極上の癒し系特効薬みたいなものだと思っていましたが、「まがり猫」が目指しているものは、単なる癒しではないということがわかりました。
「まがり猫」の山入端さんが、オフィスで実際に猫を飼われている企業さんに取材やヒアリングを重ねる中で気づいたのが、猫を飼っている会社の多くが、社員の多様性をすごく重視しているということ。
今、あらゆる企業がイノベーションを起こすために、重要視されている多様性というキーワード。山入端さんは、
「猫は、まさに社会が広げようとしている多様性のシンボルになりうる」
ということをお話されており、「まがり猫」を通じて、そのことを広げていきたいとおっしゃっていました。
「まがり猫」さんの活動がもっともっと広がり、受け入れられることで、より多くの人が猫の行動や癒しを間近に感じ、そこから多くを学んでもらえる社会になると素敵ですね。
猫とは○○である
最後に、勉強会に参加したみなさんと「猫とは○○である」についてディスカッション。 それぞれが考える「猫とは」を紙に書いて発表しました。
みなさんは「猫とは○○である」に何を当てはめますか?
もしかすると、猫が人に与えてくれる影響はもっともっと様々で、大きくて深いものかもしれないですね。
「まがり猫」についてもっと詳しく知りたい方は下記をご参考ください。
イベントに参加してみた感想
このイベントが行われた場所が古民家ということもあり、とっても和やかな雰囲気で、リラックスしてみなさんと会話を楽しむことができました。
参加した方々は様々な職種の方で、猫を飼っている人もいれば、飼っていないけど猫好きな人、好きだけどアレルギーなので飼えない人などなど。
約10名ほどが仕事帰りにこの集会に参加され、それぞれが持つ、猫に対する考え方を述べたり、情報を共有し合うなどといった場面もありました。
皆さんとっても熱心に参加され、冗談も交えながら楽しい雰囲気だったのが印象的でした。
もふねこ編集部は、今回のイベントに参加させていただき、猫さんに対する新たな気づきを得ることができました。とても貴重な時間を共有させていただいたと思っています。
もふねこ編集部はこれからも「まがり猫」さんを応援しています!
そして、次回も機会があれば参加し、もふねこユーザーのみなさんにお届けしたいと思います。