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カメラ目線のオリエンタルショートヘア

「こんなに話しかけてくれるの?」— オリエンタルショートヘアの“声のある暮らし”とは

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

大きな耳に、すらりと長い手足。
オリエンタルショートヘアというと、まずはそのスタイリッシュな見た目に目を奪われますよね。

でも、この猫種の魅力は“見た目の美しさ”だけではありません。
むしろ一緒に暮らしはじめると、「えっ、こんなに話しかけてくれるの!?」と、そのおしゃべりっぷりに驚く方も多いんです。

ごはんの前にひとこと。
遊んでほしいときにひとこと。
飼い主さんのあとをついて歩きながら、またひとこと。

そんなふうに、オリエンタルショートヘアは“声で気持ちを伝える”のがとても上手な猫。
今回は、そんなオリエンタルショートヘアの「声のある暮らし」に注目してみましょう。
「よく鳴くって本当?」「うるさくないの?」「どんなおうちに向いているの?」といった気になるポイントも、わかりやすくご紹介します。

オリエンタルショートヘアは、なぜこんなに“おしゃべり”なの?

大きいお耳で様子をうかがうオリエンタルショートヘア

オリエンタルショートヘアは、シャム猫をルーツにもつ猫種です。
そしてシャム系の猫たちは、昔から“よく鳴く猫”“人と会話するように声を出す猫”として知られてきました。

もちろん、すべての子が四六時中しゃべるわけではありません。
でも、ほかの猫種と比べると、オリエンタルショートヘアはかなり「声をコミュニケーションに使うタイプ」といえます。

たとえば、こんな場面で声が出やすいです。

  • 飼い主さんを見つけたとき
  • ごはんやおやつを期待しているとき
  • ドアの向こうに行きたいとき
  • 遊びに誘いたいとき
  • かまってほしいとき
  • ちょっと不満があるとき
  • 留守番のあとに再会したとき

つまり、「鳴く=要求」だけではないんです。
オリエンタルショートヘアにとって声は、“人と関わるための道具”のひとつ。
目で見つめる、体をすり寄せる、あとをついて歩く――そうした行動に、声でのアピールが加わるイメージです。

「ニャー」だけではなく、短く返事をするような声、ちょっと文句を言っているような声、甘えるような声など、バリエーションが豊かな子も少なくありません。
そのため、暮らしていると「この声はお腹すいたときだな」「これは遊んでの合図かも」と、少しずつ“通訳”できるようになってくることもあるとかないとか。

“よく鳴く猫”というより、“人と会話したい猫”かもしれません

オリエンタルショートヘアの鳴き声を語るとき、「声が大きい」「よく鳴く」という言葉だけが先に立ちがちです。
でも、実際にはそれだけでは少し足りません。

この猫種の特徴は、人との距離の近さにあります。
ただひとりで何かを訴えているというより、「ねえねえ、こっち見て」「いま何してるの?」「それ、ぼくも参加したい!」と、人に向かって話しかけてくるような感じのようです。

オリエンタルショートヘアは、もともと人との関わりを強く求めやすい猫種です。
飼い主さんのあとをついて回ったり、座ればそばに来たり、何か作業をしていると様子を見に来たり。
そんな“参加型”の性格が、声の多さにもつながっていると考えられます。

たとえば、こんな姿が見られることも。

  • パソコン作業を始めたら、横に来てひと鳴き
  • 電話していると、自分も会話に入りたそうに鳴く
  • お風呂やトイレの前で待ちながら、存在をアピール
  • 朝起きた瞬間から「おはよう」のように鳴く

こうした様子は、猫というより“おしゃべりな同居人”に近いかもしれません。
静かに遠くから見守るタイプというより、生活のあちこちに「ちょっと混ざりたい!」と思っている猫。それが、オリエンタルショートヘアの大きな魅力です。

クッションですやすや眠るオリエンタルショートヘア

鳴き声が多いのは困る?暮らしやすさは“相性”で変わります

ここで気になるのが、「そんなに鳴くなら大変なのでは?」という点ですよね。
結論からいうと、これは猫の性格+飼い主さんのライフスタイルとの相性がかなり大きいです。

たとえば、猫との会話を楽しみたい方にとっては、オリエンタルショートヘアの鳴き声はむしろご褒美。
反応するとまた返してくれたり、毎日のやりとりにリズムが生まれたりして、「猫と暮らしてる感」がぐっと増します。

一方で、

  • 在宅中は静かな環境で集中したい
  • 夜間の鳴き声にかなり敏感
  • 長時間の留守番が多い
  • 猫は“見守る派”で、あまり干渉されたくない

という方には、少し賑やかに感じる可能性もあります。

特に大事なのは、退屈や寂しさから鳴きやすくなることがある点です。
オリエンタルショートヘアは頭がよく、好奇心も強い猫種。人とのやりとりが好きなぶん、刺激が少なすぎると「何かして!」「つまらないよ!」と声で訴えやすくなることがあります。

つまり、「よく鳴く猫だから困る」のではなく、この子の“話したい気持ち”を受け止められる環境かどうかが大切なんですね。

声のある暮らしを楽しむには、“ひとりにしすぎない工夫”がカギ

オリエンタルショートヘアと気持ちよく暮らすには、鳴き声を無理に止めることよりも、鳴きたくなる理由を減らすことが大切です。

特に意識したいのは、退屈対策と安心感づくり。
この猫種は「人が好き」「遊びが好き」「変化に気づきやすい」といった特徴があるので、毎日の暮らしにちょっとした工夫があると満足度が変わってきます。

たとえば、こんなことが役立ちます。

  • 1日2〜3回でもいいので、しっかり遊ぶ時間をつくる
  • 猫じゃらしだけでなく、知育系のおもちゃも取り入れる
  • 外が見える場所や上下運動できる場所を用意する
  • 帰宅後や起床後に、短時間でも“会話タイム”をつくる
  • ごはんや遊びの時間をある程度決めて、生活リズムを安定させる

ポイントは、「声を出さなくても満たされる時間」を増やしてあげること
もちろん鳴くこと自体はオリエンタルショートヘアらしい魅力のひとつですが、退屈や不安が原因で鳴いているなら、環境を見直したほうが猫も人もラクになります。

オリエンタルショートヘアの子猫

「急に鳴き方が変わった」は要注意。性格だけで片づけないで

オリエンタルショートヘアは“おしゃべりな猫種”ですが、だからこそ気をつけたいこともあります。
それは、体調不良のサインが「いつものおしゃべり」に紛れやすいこと。

たとえば、これまでと明らかに違う鳴き方をする、落ち着きなく鳴き続ける、夜中にしつこく鳴くようになった、触ると嫌がる――そんな変化があるときは、「この子はよく鳴くから」で済ませないほうが安心です。

気をつけたい変化の例は、こんなものです。

  • 声がかすれる、急に低くなる
  • トイレの前後に鳴く
  • 抱っこや着地のときに痛そうに鳴く
  • 食欲不振や元気の低下を伴う
  • 高齢になってから夜鳴きが増えた

鳴き声は、気持ちだけでなく体の不調を伝えるサインになることもあります。
「この子は普段どんなふうに鳴くか」を知っておくこと自体が、健康管理にもつながるんですね。

オリエンタルショートヘアの魅力は、“声”まで含めてひとつの個性

猫の魅力というと、ふわふわの毛並みや愛らしいしぐさに注目が集まりがち。
でもオリエンタルショートヘアは、そこに“声の存在感”がしっかり加わってくる猫種です。

姿が美しいだけじゃない。
近くに来て、見つめて、声をかけてくる。
こちらが返事をすると、また何か伝えたそうに鳴く。
そんなやりとりが積み重なると、ただ「猫を飼っている」というより、“一緒に暮らしている相棒がいる”感覚に近づいていきます。

もちろん、静かな猫を想像していると驚くこともあるかもしれません。
でも、人と関わるのが好きで、気持ちをたくさん伝えてくれるところこそ、オリエンタルショートヘアらしさ。
その声は、にぎやかさであると同時に、愛情表現でもあるのです。

もしオリエンタルショートヘアが気になっているなら、ぜひ見た目だけでなく“どんなふうに人と会話する猫なのか”にも注目してみてください。
きっとこの猫種の魅力は、耳の大きさやモデル体型だけでは語りきれないはずですよ。