冬の猫をイメージすると、「こたつ」の上の「みかん」の側や、「こたつ」の中で猫が丸くなっている絵が浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
ただし、「こたつ」と「みかん」どちらも使い方や状況によってはとっても危険なのです。
猫にとっての「こたつ」の危険性
「こたつ」は赤外線を使います。人が「こたつ」で寝ていると脱水症状になったり、いつのまにか熱中症になったりするという話は、最近の情報番組で取り上げられていたりするのでご存知の方もいるかもしれません。
でも、人間は頭を出して寝ますが、猫はすっぽり入ってしまいます。そのため「こたつ」の中にすっぽり入って眠ってしまう。これが危険なのだそうです。
先ほど挙げた、人間が「こたつ」で寝た場合の危険例に加え、猫が「こたつ」の中で寝てしまった場合の危険ポイントは大きく3つあります。
1、熟睡してしまって酸欠
2、うっかり低温やけど
3、脱水症状と相まって熱中症
ちなみに余談ですが、以前、ねこは赤外線が見えるという噂が広がったことがあります。どうやらそれはデマのようです。むしろ、最近では紫外線(または紫外光)を見ることができるということがイギリスの研究でわかったそうです。詳しくはこちら(英語)に書かれています。
でも、人間の「こたつ」の赤外線は猫には危険!安全に猫さんに「こたつ」を満喫してほしい!
そんな猫LOVEオーナーさんには、こちらのグッズをお勧めします。
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赤外線を使うと熱が集中して伝わり、高温になってしまうことがありますが、この「ペットの夢こたつ」は赤外線を使っていないので温度も心地よく、乗っても良し、入っても良し。中は定員2匹まで、上は1匹まで大丈夫そうです。
実際にもふねこ編集部でも導入してみました。3匹も早速満喫。
動画もあります。
↓組み立てから詳しく見たい方はこちらへ。
心地良い温度になるのか、入るとみんなウトウトします(笑)。
「こたつ」に欠かせない「みかん」は猫にとって毒?
もう一つ、猫と「こたつ」に欠かせないのが「みかん」ですよね。ですが、猫は「みかん」などの柑橘系の果物を嫌います。理由は「酸っぱい=腐っている(または毒)」だと判断するからだそうです。
最近は甘い「みかん」が増えたので、果肉の部分のみ、薄皮の部分をしっかり取ってあげるのであれば1かけら程度食べても良いそうなのです。
ただ、危険なのは「みかん」の皮。
実はみかんの皮に含まれている「リモネン」という成分が猫にとって本当に毒なのだそうです。このリモネンはオレンジ+洗剤など、市販で売られているものに含まれているので、猫がいるお宅では十分注意が必要です。もしも、この「リモネン」を猫が口にしてしまうと、嘔吐や運動失調などの中毒症状を起こしてしまう場合があるそうです。
詳しくはこちらのサイトをご参考ください。
もふねこ編集部の3匹も「みかん」は苦手なようで、目の前に置くとなんとかして前足で埋めようとします…。
人間のイメージで知らないうちに猫を危険にしないこと
今回の「こたつ」と「みかん」だけでなく、人間が猫に求めるイメージだけで、愛猫を危険な目にあわせないようにしてあげたいですね。