ふわふわの背中から、ちょこんと伸びるまあるい頭。
窓の外をじっと見つめるその姿に、思わず「きゅん…」としてしまったこと、ありませんか?
とくに冬、外に舞う雪を眺めているときの猫の後頭部には、不思議な魅力がつまっています。
今回は、そんな“後ろ姿の天使”である猫の後頭部に焦点をあてて、そのかわいさの理由を探っていきます。
じっと動かない“まるい後ろ姿”の魔力

猫が窓辺に座って、しずかに外を見つめているとき。
そのぴたっと止まった後ろ姿は、まるでオブジェのように見えることがあります。
特に雪の日は、降りしきる白い粒をじーっと目で追っていることが多く、
顔の動きが少ないぶん、後頭部のシルエットが際立つんです。
- まるくてコンパクトな頭
- きれいなラインでつながる首と背中
- 動かないことで増す“静の美”
これらが組み合わさって、猫の後ろ姿が彫刻のような美しさを放つ瞬間が生まれるのです。
なぜ“後頭部”に惹かれるの?
人間が猫の後頭部に心を奪われるのには、いくつかの理由があると言われています。
1. まるみ=安心感の象徴
猫の頭部は、いわゆる「球体に近い」フォルム。
心理学的に、人間は丸いものに安心感やかわいさを感じる傾向があります。
それが雪という静かな背景の中で際立つことで、
視覚的な心地よさが何倍にもなるのです。
2. 見せすぎないことで生まれる愛しさ
真正面の顔が見えていない=「見えないぶん、想像がふくらむ」。
この“見えない愛しさ”も、後頭部の魅力です。
後ろ姿って、なんだかちょっと無防備で、素のままのようにも感じられますよね。
猫の“耳”がアクセントに

猫の後頭部の魅力を語るうえで欠かせないのが、三角形のお耳です。
- 雪の音にぴくっと反応して動く耳
- 丸い頭からちょこんと飛び出してる様子
- 光を浴びてうっすら透けるやわらかな毛並み
この「耳」の存在が、猫の後頭部に生き生きとした表情をもたらしてくれます。
しかも、後ろ姿を見ていると、猫が何に意識を向けているかが
耳の向きだけで伝わってくるのも、また楽しいところです。
雪の日こそ“後頭部日和”!
ふだんも十分かわいい猫の後ろ姿ですが、雪の日はまた格別です。
なぜなら、外の風景が静かで白くてやさしいから。
- 視界がシンプルになることで、猫のシルエットが際立つ
- 白い雪と猫の毛色のコントラストが映える
- 雪の動きにじっと集中することで、微細な耳の動きが見える
つまり、「雪+猫の後頭部」=最高の癒しの方程式が成立するんです。
お家の中から、こっそり眺めるだけで、心がほぐれていきますよ。

思わず写真を撮りたくなるけど…
ついカメラを向けたくなる気持ち、わかります。
でも、シャッター音や動きで猫がびっくりしてしまうこともあるので、そっと見守るのが正解です。
もし撮るときは、
- 静かに近づく
- 背後から手を出さない
- シャッター音をオフにする
などのやさしい配慮をしてあげましょう。
“後ろ姿の時間”は猫にとっても大切
猫がぼーっと外を見ている時間は、
実はただの「暇つぶし」ではありません。
脳を休めたり、心を落ち着かせたりするリラックスタイムでもあるのです。
外の景色を眺めることで、
- 気になる音や動きに耳を澄ませる
- 自然のリズムを感じる
- 自分の“テリトリー”を確認する
といった、猫にとっての大切な活動が行われているのです。
そんな時間に、そっと後ろから見守っている私たちは、
きっと猫にとっても「安心できる存在」になっているはずです。

さいごに:かわいさは“背中で語る”
猫のかわいさって、顔だけじゃない。
ときには後ろ姿が、何よりも心に残る瞬間をつくってくれます。
雪の日にじっと外を見つめる猫の、ちいさな丸い後頭部。
その無言の美しさが、冬の静けさにそっと寄り添ってくれます。
次に雪が降ったら、ぜひ静かに近づいて、
その“まるみにきゅん”とする時間を楽しんでみてくださいね。

