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自分で扉を開ける猫

『人間ですか?』— 扉を自在に操る“賢すぎる猫”の行動とは?

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

ある日、ふと背後で「ガラッ…」という音が。
振り返ると、そこには前足で器用に引き戸を開ける猫の姿が…。

「……開けられるの?」

まるで人間のように扉を開ける猫たち。そんな“賢すぎる行動”に、驚かされた経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか?

今回は、扉を操る猫の行動の理由、背景にある知性、そしてちょっと困った対策事情まで、猫への愛と敬意をこめてご紹介します。

なんで開けられるの!?猫の知恵にびっくり

扉を開けて様子をうかがう猫

まずお伝えしたいのは、猫って想像以上に頭がいいということ。
私たちの動きをよく観察していて、「ドアはノブを下げると開くらしい」と学習してしまう子もいるんです。

とくに、

  • ドアノブ(レバータイプ)がついた室内ドア
  • 引き戸タイプのふすまやクローゼット
  • 軽くて動きやすい観音扉

などは、猫にとって“開けやすい構造”であることが多く、「トライしてみよう」という気持ちを後押ししてしまいます。

開ける理由は「知りたい!」「行きたい!」

猫が扉を開けたくなるのには、いくつかの“にゃるほど理由”があります。

● 向こうが気になる!

閉まっている扉は、それだけで魅力的。「ここ開けたら、なんかある?」という強烈な好奇心が刺激されるんですね。

● 自由に移動したい

「さっきはあっちの部屋にいたけど、今はこっちが気分」。猫って気まぐれなようで、自分なりに行動計画があるんです。

● 飼い主に会いたい!

お風呂に入ってたり、トイレに入ってたりすると、「開けてにゃ〜!」とやってくる子もいますが…
中には自分で開けて入ってくる猫も。思わず「ちょっと待って!」と叫びたくなります(笑)。

どんなふうに開けるの?

引き戸をがんばって開けようとする猫

猫の“開け技”には個性があります。

◎ ジャンプタイプ

レバーハンドルに飛びついて、前足で下げて開ける。
運動神経バツグンの猫によく見られます。

◎ 立ち上がりタイプ

後ろ足で立って、引き戸やふすまを前足でスライド。
すっと開けて、さっそうと入ってくる姿はまるで忍者のよう

◎ 観音開きタイプ

両手で扉を押し開けたり、引いたり。
キッチンの戸棚やクローゼットまで開けるツワモノも…。

飼い主の本音:「うれしいけど、ちょっと困る」

正直、開ける姿はめちゃくちゃかわいいです。
でも、こんな悩みも出てきますよね。

  • 勝手に部屋に入って、いたずらされる
  • 扉が開けっ放しで、冷暖房が効かない
  • 夜中に急に開けてきて、びっくりする
  • お留守番中に、脱走の心配が…

賢さゆえに起こる“困った事態”。
でも、それは裏を返せば、猫がよく観察して、学んで、挑戦している証拠でもあります。

対策もいろいろあります!

扉の前で立ち上がる猫

とはいえ、安全と快適のためには、ちょっと工夫も必要です。

● ドアノブを縦向きに

レバーを縦に変えるだけで、ジャンプしても下がらなくなります。
もしくは、丸いノブ型に変更するのも有効です。

● 引き戸にストッパーをつける

マグネット式や突っ張り棒タイプのストッパーで、簡単に動かないように。
猫は「手応えがないと諦める」傾向があります。

● 扉の前にフェンスやゲート

とくにキッチンや玄関は誤開け防止として有効です。

● 餌場やトイレの場所を調整

「開けたくなる理由」を減らすだけでも、扉に執着しなくなる場合があります。

賢いって、うれしい。でも、ちょっとドキドキ。

扉を開ける猫を見ると、「うちの子、天才じゃない!?」とニヤニヤしてしまう一方で、
「ここも開けるようになったかぁ…」と警戒レベルが上がるのも、飼い主あるあるですよね。

でも、それだけ愛猫がこのおうちに慣れ、安心して、自分らしく過ごしている証でもあります。

まとめ:ガチャリと開く、その先に

扉を開けて顔を出す猫

猫が扉を開ける姿には、
観察力、記憶力、身体能力、そしてちょっぴりのいたずら心が詰まっています。

それはまさに、猫が私たちと暮らす中で身につけた“生活の知恵”。

今日もどこかで「ガチャ…」「スーッ」と音がして、
ふと顔を上げると、そこにはちょこんと座る猫の姿。

その“自立っぷり”に、ちょっと尊敬しつつ、心からの「ようこそ」を。