1. HOME
  2. ねこ目線レポート
  3. 『じーっと待ってるにゃ』— 猫の“狩りごっこ”に必要な演出
おもちゃを狙う猫

『じーっと待ってるにゃ』— 猫の“狩りごっこ”に必要な演出

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

猫と暮らしていると、よく目にする光景があります。

おもちゃを動かすと、すぐ飛びつくのではなく、
低い姿勢でじーっと見つめ続けるあの時間。

あれはまさに、猫の「狩りモード」。

実はこの“待ち”の時間こそ、猫にとってとても重要な瞬間なのです。

そしてここがポイント。

ただおもちゃを振るだけでは、
本来の「狩りごっこ」にはなっていないことも多いのです。

今回は、猫が夢中になる「狩りごっこ」に欠かせない演出についてお話します 🐈✨

猫にとって遊び=狩りの練習

ねずみのおもちゃを狙う猫

まず知っておきたい基本があります。

猫にとって遊びは娯楽ではなく、
本能行動の疑似再現です。

自然界の猫は、

  • 獲物を見つける
  • 気づかれないように接近する
  • タイミングを計る
  • 一気に飛びかかる

という流れで狩りを行います。

つまり、遊びでもこの流れが再現されると、
猫の満足度は大きく変わります。

なぜ「じーっと待つ時間」が必要なの?

おもちゃを見つめて動かない時間。

飼い主としては、

「え、遊ばないの?」
と感じることもありますよね。

ですがこの時間、猫の頭の中では、

完全に狩りの計算中です。

  • 距離を測る
  • 動きのクセを読む
  • 飛びかかる角度を考える

この“準備時間”があるからこそ、
飛びかかった瞬間の満足感が生まれます。

常に高速で動くおもちゃは、
実は猫の本能とは少しズレているのです。

おもちゃを噛み噛みする子猫

狩りごっこに必要な演出①「緩急」

猫遊びで最も大切な要素のひとつ。

それが スピードの緩急 です。

ずっと同じ速さで動くおもちゃは、
猫にとって「不自然な獲物」になってしまいます。

意識したい動きは、

  • ゆっくり動く
  • ピタッと止まる
  • 急に逃げる
  • また止まる

このリズム。

特に 「止まる」動き が重要です。

止まることで、猫は狙いを定められます。

これが「じーっと待つ時間」を生むのです。

狩りごっこに必要な演出②「隠れる動き」

自然界の獲物は、常に丸見えではありません。

家具や障害物を活用すると、
遊びのリアリティが一気に上がります。

例えば、

  • クッションの影に隠す
  • テーブルの脚の向こう側を通す
  • ソファの下に逃げ込ませる

こうした動きは、

猫のスイッチを強烈に刺激します。

「見えないけど気配がある」

この状況は猫が非常に好む要素です。

狩りごっこに必要な演出③「弱る獲物」

ここ、実はかなり重要です。

猫は捕まえた瞬間だけでなく、
仕留める過程にも満足を感じます。

そこで効果的なのが、

  • 徐々に動きが小さくなる
  • 抵抗が弱くなる
  • 最後はほぼ停止する

という「弱る演出」。

これがあると、

猫の満足度が驚くほど高くなります。

ただ振り回して終わるより、
はるかに「狩りごっこ」らしくなります。

ねずみのおもちゃをくわえる猫

よくあるNGな遊ばせ方

意外と多いのがこちら。

  • 常に高速で振る
  • 空中だけで動かす
  • 単調なリズム

特に空中メインの動きは要注意。

猫の狩りは基本的に地面中心です。

床・低い位置・物陰。

これらを意識するだけで、
遊びの質が大きく変わります。

「じーっと待つ」は成功のサイン

遊んでいる途中で猫が止まる。

これは、

興味がなくなったのではなく、
狩りモードに深く入っている証拠
です。

この瞬間に焦っておもちゃを振らないこと。

むしろ、

「よしよし、いい感じ 😊」

くらいの気持ちで見守るのが正解です。

遊びの満足度は演出で変わる

猫遊びは、

「どれだけ派手に動かすか」ではなく、
どれだけ狩りを再現できるかがカギになります。

  • 緩急
  • 隠れ
  • 弱る演出

この3つを意識するだけで、
猫の反応は驚くほど変わります。

そしてあの、

じーっと待っている可愛い姿も、
たっぷり見られるようになります 🐈✨

猫にとって遊びは本能の発散。

少しだけ演出を加えて、
「最高の狩りごっこ時間」を作ってあげましょう 😊