いよいよ大晦日!
お部屋はピカピカ、買い出しも済ませて、あとは年越しそばを食べるだけ…という方も多いのではないでしょうか。
そんな中、ふと足元を見ると、「ごはん、まだ〜?」と首をかしげるうちの猫。
人間が特別メニューに浮かれている間も、猫たちはいつもどおりの“カリカリ”を楽しみにしているようです。
今日は、そんな年末年始と猫のごはん事情について、のんびり語っていきましょう♪
🍜 年越しそば、猫にとってはどうなの?

まず、よく聞かれるのがコレ。
「年越しそばって、猫も食べて大丈夫?」
結論からいうと――
基本的にはNGです!
猫にとって「そば」は、
- 炭水化物が多すぎる
- つゆの塩分や出汁が濃すぎる
- ネギ類が入っていたら、中毒の危険あり!
と、食べさせてはいけない食材の代表格なんです。
しかも、そばをすすっていると「ちょうだいにゃ〜」と寄ってくる子もいるかもしれませんが、
人間のごはんと猫のごはんはまったく別物!と心得ておきましょう。
🍚 じゃあ、年末くらいごちそうにしてもいい?
「せっかくの特別な日だから、ちょっと豪華にしてあげたい」
――その気持ち、すごくよくわかります!
でも、猫にとっては「特別なごはん=お腹がびっくりするごはん」になる可能性もあるので、要注意。
✅ こんなときは気をつけて!
- 急にウェット多めにすると、お腹がゆるくなる
- おやつを与えすぎて、次の日のごはんを残す
- 初めてのフードで食いつきは良いけど、嘔吐や便がゆるい…
猫は変化に敏感な動物。
「特別」よりも、「いつもどおり」が安心なんです。
🍗 “ちょっとだけ特別”ならOK!やさしいごほうびごはん
とはいえ、「ずっとカリカリだけじゃ、ちょっと味気ないかも…」というときは、少しだけ特別感をプラスする方法もあります。
🐾 たとえば、こんな工夫
- いつものドライフードに、猫用ふりかけをトッピング♪
- 少量の猫用スープやウェットを添えてみる
- カリカリの器を、お気に入りの場所に移して“特別レストラン”風に♪
ポイントは、“ちょっとだけ特別”にとどめること。
猫の体調や食欲をしっかり観察しながら、お祝い気分を分け合ってくださいね。
🎉 カリカリって、実はすごいんです
あらためて、いつもの「カリカリ」って、実はとっても優秀なんです。
- 栄養バランスがしっかり整っている(総合栄養食ならOK)
- 歯ごたえがあるので、歯石対策にも効果あり
- 保存性が高くて、留守番中も安心
猫たちがあんなにうれしそうに「ポリポリ♪」してくれるのは、体が求めているごはんだからこそ。
つまり、「年越しそばよりカリカリが好き」って、健康の証なのかも。
⏳ 今年最後のごはんは、いつものように、やさしく。
人間は「年越しだ〜」「紅白だ〜」「そばだ〜」と賑やかですが、
猫たちはたぶん、そんなこと気にしていません。
それでも、ごはんの時間にちゃんと食べてくれる
それって本当にありがたくて、尊いこと。
- 「おいしかったにゃ」って顔を見るだけで、心がぽかぽかになる
- 空になった器に、1年分のありがとうを感じる
大げさじゃなくて、猫の“いつも通り”が、私たちにとっての安心であり、幸せなんですよね。

🐾 まとめ:年越しは、カリカリとともに
猫との年越しに大切なのは…
✅ 人間の食事と混ぜない(そばはあげない)
✅ 特別感を出すなら、猫用の範囲で“ちょっとだけ”
✅ いつもの時間・いつもの量・いつもの声が、最高のごちそう
カリカリをポリポリしながら、こたつでゴロゴロして、気づけばウトウト…。
そんな猫の横顔に、私たちはきっと来年も癒され続けるんだろうなと思います。
「来年も、いっしょにごはん食べようね」
そんな気持ちで、静かに年を越していけたら素敵ですね。
2025年も、もふねこをお読みいただき、ありがとうございました。
来年も、猫との暮らしをやさしく楽しくお届けしていきます。
よいお年をにゃ〜!


