1年の終わりが近づいてくると、なんだか気持ちもそわそわ。
お仕事や家のこと、あれもこれも片づけなきゃ…とバタバタしてしまいますよね。
でも、ふとソファの上を見ると…
すやすやと眠る猫の寝顔。
それだけで、疲れがふっととけていくような感覚、ありませんか?
「今年もありがとう」と伝えたくなるような、そんな猫との“ごほうび時間”について、今日はゆっくりお話しします。
猫の寝顔が、どうしてこんなに癒されるの?
猫が安心して寝ている姿は、それだけで「ここが安全な場所だよ」という証。
緊張しているときやストレスがあるとき、猫はなかなか無防備に眠れません。
とくに見せてくれるのが、
- お腹を見せてゴロンと寝る
- まぶたを薄く閉じて、完全脱力モード
- スーピースーピーと小さな寝息
…なんて姿だったら、それはもう信頼の証そのもの!
「この子が安心して寝てくれている」という事実そのものが、
私たち飼い主にとって、何よりのごほうびになるのです。

年末は“気配に敏感”な猫が増える?
実は猫って、人間の気持ちや行動の変化にとても敏感。
- 飼い主がバタバタしている
- 荷物が増えて部屋の雰囲気が変わる
- 掃除機やテレビの音が大きくなる
こんなとき、いつもより甘えてきたり、逆にそっと距離を取ったりする猫もいます。
でも大丈夫。
いつものペースで、「おいで〜」「撫で撫でしようか〜」と声をかけてあげれば、猫のほうからすっと寄ってきてくれるはず。
猫もきっと感じているんです。
「なんだか今年、がんばってたにゃ」と。
ごほうび時間のつくり方、ポイントは“静けさ”
年末は、テレビもネットも「特番・特売・特集」でいっぱい!
でも、猫にとっては静かで落ち着いた空間が何より。
もしできるなら…
- テレビを少しだけ小さめの音にして
- スマホはソファの端っこに置いて
- あたたかいブランケットを広げて
- 猫の好きなおやつも、ちょっぴりご用意
そんなふうにして、「ただいっしょにいるだけ」の時間をつくってみてください。
猫がそっと体をくっつけてくれる、それだけで心がじんわり温まります。
「今年も一緒にいてくれて、ありがとう」
猫はカレンダーを見ません。
「12月だから」「年末だから」とは思っていないかもしれません。
でも、私たちの心の中にはありますよね。
「この1年、うちの子がいてくれて本当によかったな」という想い。
- 落ち込んだ日に寄り添ってくれた
- 仕事に疲れた夜、ゴロゴロと癒してくれた
- 眠れない夜に、ふみふみをくれた
それって、猫が“何かをしてくれた”というより、「そこにいてくれたこと」そのものが、ものすごく大きな支えだったはずです。
猫との時間は、何よりの“心のごほうび”

- ごちそうを食べたときよりも
- セールでほしいものが買えたときよりも
- 年賀状を書き終えたときよりも
「この子といる時間が、一番しあわせかも」
そう思えたとき、もうそれはあなたにとって最高の“年末のごほうび”になっています。
最後に…ちょっとだけ、お願いにゃ
猫にとっても、年末年始はちょっと特別。
人の動きが変わったり、音が増えたりして不安になる子もいます。
だからこそ、「いつも通り」の接し方が安心感につながります。
どうかこの年末、猫にとってもやさしくてあたたかい時間になりますように。
そして、あなた自身もごほうびをたっぷり受け取って、ゆるっと年越ししてくださいね。
おやすみにゃ〜。今日も一緒にいてくれて、ありがとにゃ。
その寝顔に、今日もひとつ「ほっこり」もらった気がします。
あと少しの年の瀬も、こんな時間を大切に過ごしていきたいですね。

