すらっと伸びた手足に、まるで彫刻のように整ったフェイスライン。そして、風をとらえるかのような大きな耳。
そんな姿で颯爽と歩く姿は、まさに“キャットウォーク”を歩くトップモデル!
今回の主役は、「オリエンタルショートヘア」。
見た目の美しさはもちろん、中身も個性的で魅力たっぷりな猫ちゃんなのです。
スレンダーってこういうこと!オリエンタルの体の特徴

オリエンタルショートヘアをひと目見れば、その洗練されたシルエットに目を奪われるはず。
- ほっそりとした長い手足
- ウエストがキュッとくびれたボディライン
- くさび形(V字)の顔立ちと、ピンと立った大きな耳
この体型は「フォーリンタイプ」と呼ばれ、あのシャム猫とも共通するスタイルなんです。
もともとは、シャムの血をベースに新たな毛色を取り入れて誕生した猫種なので、どこか気品を感じるのも納得ですね。
歩く姿はしなやかで、まるでモデルがランウェイを歩いているような美しさ。
猫界でも一、二を争うスタイリッシュさと言えるでしょう。
360°どこから見ても芸術的!魅力は“顔と耳”にも
顔立ちの美しさも、オリエンタルショートヘアの大きな魅力。
横顔はスッとした鼻筋が美しく、まるで古代エジプトの女神像のような雰囲気も。
そして注目したいのが、「耳の大きさ」!
- お顔の幅よりも広く見えるほどの耳
- ピンと立っていて、表情が豊か
- 感情を伝える“耳のレーダー”のよう
この大きな耳は、見た目のアクセントになるだけでなく、ちょっとした物音にも敏感に反応。
まるで、「ん?なんか気配が…?」と周囲を探るスパイのような仕草を見せてくれることも。

毛色のバリエーションは“オーダーメイド級”!
「オリエンタルショートヘアってシャムっぽい子だよね?」と思われる方も多いかもしれませんが…
実は、毛色・模様のバリエーションがとんでもなく多い!
その数、なんと300種類以上ともいわれています。
- 単色(ソリッド)
- シマシマ(タビー)
- ポイントカラー
- パーティーカラー(複数色)
- スモーク、シェーデッド、バイカラー…
もう、猫種というよりアート作品のような存在!
「この子だけの模様」があると思うと、より特別に感じられますね。
「ツン」じゃない、「ずっとそばにいたい」タイプです

外見はクールビューティー系なオリエンタルさんですが、性格は真逆かもしれません。
じつは…かなりの甘えんぼ。
- 飼い主さんに話しかけてくる「おしゃべり猫」
- 膝や肩に乗ってくる“べったり派”
- 一人にされるのはちょっと苦手…
そんな性格から「猫らしくない猫」なんて言われることもあるのですが、そこがまた魅力!
しかも、とっても賢く、物覚えがよい子も多いので、ドアの開け方を覚えたり、おもちゃの遊び方も工夫したり…。
日々一緒に過ごしていると、“ちょっとした相棒”のような関係になれる猫ちゃんなのです。
飼うときに知っておきたいこと
オリエンタルショートヘアをお迎えしたい方へ、事前に知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
☑ 被毛は短くてお手入れラクラク
ツヤのある短毛は、抜け毛も少なめ。週1回ほどのブラッシングでOK!
☑ 活発なので、運動できる環境を
キャットタワーやおもちゃはマスト。登ったり走ったりできる空間をつくってあげましょう。
☑ さみしがり屋なので、長時間のお留守番は苦手
お仕事などで留守が多い場合は、二匹飼いや見守りカメラの導入もおすすめです。

まとめ:モデル体型だけじゃない、深い魅力
オリエンタルショートヘアは、
「見るほどに美しい」「知るほどに愛しい」猫。
スレンダーな体に見とれていたら、
いつの間にかそっと寄り添って、喉をゴロゴロ鳴らしてくれる。
そんな、“見た目と中身のギャップ萌え”が止まらない猫種です。
もし「この子、気になるかも…?」と思ったら、
ぜひブリーダーさんや保護猫の団体さんなどで出会いを探してみてくださいね。
美しさと甘えんぼが共存するオリエンタルショートヘア。
その魅力に、あなたもきっと…見惚れてしまうことでしょう。

