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下にあるものを見つめるバーマン

「古代の寺院からきた守り猫」— バーマンに伝わる不思議な伝説とは?

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

静かにたたずむその姿。
透き通るようなサファイアブルーの瞳に吸い込まれそうになりながら、ふわふわの被毛にそっと手を伸ばすと…
あなたの心まで、ふんわり包み込んでくれるようなぬくもりが広がっていきます。

この神秘的な猫の名は「バーマン」
その気品ある佇まいと、まるで神様からの贈り物のような模様の美しさには、ある不思議な伝説が語り継がれているんです。

神の使い?それとも僧侶の生まれ変わり?

何かを見つめるバーマン

バーマンにまつわる有名な伝説は、ビルマ(現在のミャンマー)にあった「ラオツン寺院」から始まります。

この寺院では、黄金の女神「ツン・カン・セー」を信仰しており、何百匹もの白い猫が大切に育てられていたそう。なかでも、高僧ムン・ハーが可愛がっていた猫「シン」が物語の中心です。

ある日、寺院が外敵に襲われ、ムン・ハーは命を落としてしまいます。
その瞬間、そばにいたシンが女神像の足元に駆け寄り、高僧の魂を受け継ぐように姿を変えたと伝えられているのです。

シンの純白だった毛は黄金色に染まり、顔や足先、尻尾は大地の色である茶色へ。そして、女神と同じサファイアのような青い目を宿すようになった――これが、バーマンのはじまりだといわれています。

まるでファンタジーのような伝説ですが、この話がバーマンの神秘的な魅力をいっそう引き立てているのは間違いありません。

バーマンの見た目は「伝説そのもの」

まんまるおめめで何かを見るバーマン

バーマンの姿をよく見ると、あの伝説の猫・シンそのもの。特徴的なのは次のようなポイントです。

  • 神々しさを感じさせる金色の被毛
    光に当たるとふんわり輝く、まさにシルクのような手触り。
  • 足先にだけ白い“手袋”模様
    これがまた可愛らしくてたまらない…!前足も後ろ足も、白くそろった“グローブ”がチャームポイント。
  • 澄んだブルーの瞳
    見つめられると、思わず時間を忘れてしまうほど美しい、吸い込まれるような青。

こうしたビジュアルに惹かれて、初めてバーマンに出会った人のなかには「本当に実在する猫なの?」と驚く方も少なくありません。

性格は「穏やかで、人が大好き」

見た目が美しいだけでなく、性格までとびきりやさしいのがバーマンのすごいところ。

  • おっとりマイペースで、
  • 人懐っこくて甘えん坊
  • でも自己主張は強くなくて控えめ

まるで、「そばにいてくれるだけで安心する」そんな存在です。
飼い主のことをよく観察し、そっと寄り添ってくれるため、“癒しのパートナー”として理想的な猫とも言えるでしょう。

猫初心者の方でも飼いやすく、多頭飼いにも向いている性格なのもポイントです。

バーマンと暮らす上でのちょっとしたコツ

こちらを見つめるバーマン

バーマンの毛はふんわり長めですが、意外にも毛玉になりにくい「シングルコート」
毎日のブラッシングは不要ですが、週に2〜3回のやさしいケアで、毛並みの美しさを保てます。

また、運動量はそれほど多くないので、広いスペースは必要ありません
お気に入りの寝床やおもちゃを用意してあげれば、安心して過ごしてくれますよ。

静かな環境が好きなので、落ち着いたお部屋の一角を“聖域”にしてあげると、よりリラックスできます。

こんな人にぴったりな猫です

もし、あなたがこんなふうに感じているなら…

  • 「毎日仕事で疲れてるから、癒されたい」
  • 「静かで落ち着いた猫とゆったり暮らしたい」
  • 「家の中を優雅に歩く“気品ある存在”がほしい」

その願い、バーマンが叶えてくれるかもしれません。

まるで遠い寺院から“心の守り猫”としてやってきたような存在。それが、バーマンなんです。

青い瞳で見つめるバーマン

最後に:バーマンは、あなたの心にそっと寄り添う猫

バーマンに出会った人の多くが口にするのは、「この子に出会えて本当によかった」というひとこと。

その見た目の美しさだけでなく、心を溶かすような穏やかさ、そっと寄り添ってくれる存在感に、誰もが魅了されていきます。

かつて寺院を守っていたという伝説の猫は、
今度は、あなたの暮らしを優しく守ってくれるかもしれません