朝のバタバタした時間、つい足元の猫をうっかり踏みかけてしまった…。
「ごめんね!」とあわてて謝るけれど、猫は無言のままこちらをじーっ。
「今の、ごめんって伝わったのかな?」 そんなふうに感じたこと、ありませんか?
今回は、猫に“謝る”という行為に込められたやさしい気持ちと、
それが猫にとってどう伝わっているのかを、やさしく紐解いていきます。
猫は「ごめんね」を理解できるの?
まず最初に気になるのは、猫に言葉が通じるのか?というところですよね。
もちろん、人間の言語そのものを猫が理解しているわけではありません。
けれど、「声のトーン」や「表情」、「動き」などの非言語的な要素は、猫はしっかり感じ取っています。
たとえば、優しくていねいな口調で「ごめんね」と話しかけると、猫はそれを「敵意がない」「落ち着いている」と感じて受け取ります。
逆に、謝りながらも慌てていたり、声が大きすぎたりすると、猫はちょっと身構えてしまうかもしれません。
つまり、猫に謝るときに伝わっているのは「気持ちの雰囲気」なんですね。

「謝る」というより、「信頼関係の確認」
猫にとって、「ごめんね」と謝る行為は“信頼をつなぐやさしい習慣”として働いています。
たとえば、うっかりしっぽを踏んでしまったあとに、そっと近づいて名前を呼びながら撫でてあげることで、「あなたを大切に思っているよ」という気持ちが伝わります。
猫が「シャーッ!」と怒らなかったり、数分後にはまた近くに寄ってきてくれたりするのは、その謝罪の“雰囲気”がしっかり伝わっている証拠かもしれません。
猫は“空気の読める”生き物?
実は猫は、思っている以上に飼い主さんの感情に敏感なんです。
- 怒っているときは、そっと距離を取る
- 泣いていると、そばにそっと寄り添う
- 笑っていると、つられてのび〜っと甘えに来る
そんな経験、あるのではないでしょうか?
猫は言葉よりも“空気”や“雰囲気”でコミュニケーションを取るのが得意な動物なんです。
だからこそ、「ごめんね」と言葉で伝えるときも、その“気持ちの波長”を猫はちゃんと感じ取ってくれています。
謝ったあと、どう接するのがいい?
言葉をかけるだけでも十分効果はありますが、もうひと工夫することで猫との信頼関係がさらに深まります。
1. やさしいトーンで話しかける
「〇〇ちゃん、ごめんね〜」と、いつもの呼びかけ+ていねいな口調が安心感を与えます。
2. 無理に近づかない
猫がびっくりしているときは、そっと見守るのも大切。距離感を尊重することが信頼につながります。
3. お気に入りの場所にそっと手を差し出す
「触ってもいい?」という気持ちで、猫の判断に任せてあげましょう。
4. しばらくしてから、スキンシップタイム
猫が落ち着いたタイミングで、ナデナデやおやつタイムを設けると、より「仲直り感」が伝わります。
猫に謝るのは、“やさしさの習慣”

「猫に謝っても意味がないんじゃ…?」なんて思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
猫に謝るという行為は、飼い主自身が猫の気持ちを想像し、思いやることにつながっています。
その積み重ねが、日々のコミュニケーションの質を高めてくれるんです。
そして猫も、そうした“やさしさの空気”を敏感に感じ取り、少しずつ「この人と一緒にいると安心するな」と思ってくれるようになります。
まとめ:謝るというより、「大切にしてるよ」のサイン
「ごめんね」が猫に伝わるかどうかよりも、
「伝えたい」と思うその気持ちこそが、猫との暮らしを温かくしてくれるのです。
- 猫は言葉より“雰囲気”で気持ちを読み取る
- 謝ることで信頼が深まる
- やさしい習慣が、猫との関係を豊かにする
今日もまた、うっかりしっぽを踏んじゃったら、
そっと「ごめんにゃ…」と、やさしい気持ちを伝えてみませんか?
猫はきっと、あなたの“まごころ”を感じ取ってくれることでしょう。

