外がしとしとと雨模様のとき、私たち人間だけでなく、猫たちもどこか静かな気分になりますよね。
でも、「雨の日って退屈…」と感じているのは、実は猫も同じかもしれません。
本記事では、雨の日の猫との過ごし方をテーマに、おうちの中でも心と体を満たす工夫をご紹介します。
室内暮らしの猫でも、ストレスをためずに快適に過ごすアイデアをぜひ取り入れてみてください。
雨の日、猫の気分はどうなってる？
猫は天気にとても敏感な動物です。
低気圧の影響で眠くなったり、運動量が減ったりすることがあります。
特に外を眺めるのが好きな猫にとっては、
雨で景色がぼやけてしまうことも少しのストレスに。
さらに、気圧の変化によって関節痛や持病のある子が不調を感じやすいとも言われています。
そんなときは、無理に動かそうとせず、静かに見守ることも大切です。
【アイデア①】おうちの“探検コース”を作ってみよう
猫は本来、好奇心旺盛な動物。
日常にちょっとした“変化”があるだけで、気分転換になるんです。
こんな工夫がおすすめ！
- 段ボールトンネルや紙袋迷路をつくる
- タオルやクッションで高低差のある遊び場を演出
- 棚の上におやつを隠して“宝探しゲーム”をしてみる
「え、こんな場所にも登るの！？」という新しい発見があるかもしれません。
【アイデア②】ゆったりタイムを演出する“猫専用BGM”
雨音をBGMに、のんびり過ごすのが好きな猫もいます。
でも、激しい雷や強い風の音が苦手な子には、室内BGMの工夫も。
例えば…
- クラシック音楽や自然音を流してあげる
- 猫の好きな人の声や生活音を小さくかける
- あたたかい照明と一緒に“ヒーリング空間”を作る
意外にも、「人と同じように音に癒やされる猫は多い」と言われています。
【アイデア③】雨の日は“スペシャルおやつDAY”に
気圧で食欲が落ちてしまう猫もいますが、
ちょっと気分転換に、特別なおやつを用意してあげるのも効果的です。
ただし、量は控えめにして、においで刺激を与えることがポイント。
- ほんのり温めたウェットフード（香りが立つ）
- 少しだけかつお節をトッピング
- おやつ型の知育トイで遊びながら食べさせる
「この匂い、なんだろう？」と、クンクン探るしぐさも脳にいい刺激になります。
【アイデア④】スキンシップで心もポカポカに
雨の日は猫もどこか寂しげ。
そんなときこそ、スキンシップのチャンスです。
- いつもよりゆっくりブラッシングしてみる
- 猫が寄ってきたら、なでなでタイム
- あえて何もしない“そばにいるだけ時間”を意識してみる
猫は無理に抱っこされるより、“自然にそばにいてくれる人”に安心を感じます。
静かに寄り添うだけでも、猫にとっては大きな安心感になります。
【アイデア⑤】“窓辺スポット”をアップデートしよう
猫にとっての楽しみの一つが、窓から外を眺めること。
でも雨の日は、景色が単調だったり、濡れて冷たかったりすることも。
そんな時は、
- 柔らかいブランケットを敷いてみる
- 窓に面した場所に観葉植物を置く（猫に安全なもの）
- 野鳥や虫が来るような環境をつくる
ちょっとした工夫で、猫が外を眺める時間も充実したものに変わります。
まとめ：雨の日も、猫の“心が晴れる”工夫を
雨の日は、猫にとってもいつもと違う特別な日。
そんなときこそ、一緒に過ごす時間を見直すチャンスです。
- 新しい遊び場をつくる
- ゆったり音楽をかける
- ちょっと特別なおやつを出す
- 静かなスキンシップを意識する
- 外の景色が楽しめる窓辺を整える
日常の中のちょっとした工夫が、
猫の気持ちも、飼い主さんの気持ちも明るくしてくれるかもしれません。
「雨の日も、ふたりだけの特別な時間に。」
そんな思いを込めて、今日も猫とおうち時間を楽しんでみてくださいね。
