「今日は来てくれた…!」
布団に入った瞬間、ぬくっと猫が乗ってきたあの幸福感。
でも翌日は——あれ? 来ない?
猫と暮らしていると、“布団の上に来る日”と“まったく来ない日”があることに気づきます。
気まぐれ? 気分屋?
実はそこには、ちゃんと理由があるんです。
この記事では、
猫が「今日はここ」「今日はやめとくにゃ」と判断する背景を、猫の体・気持ち・環境の3つの視点からやさしく解きほぐしていきます。
猫が布団の上に来る一番の理由は「快適さ」

まず大前提として、猫は
「安心できて、ちょうどいい場所」を選ぶプロです。
布団の上は、猫にとってとても魅力的。
- ほどよく柔らかい
- 体温でじんわり温かい
- 大好きな飼い主さんのにおいがする
この3点がそろうと、
猫の中で「ここ、正解にゃ」が成立します。
ただしこの“快適さ”、毎日同じとは限らないのがポイントです。
来る日・来ない日を分ける「温度」の違い
猫が布団に来るかどうかで、いちばん影響が大きいのが室温です。
猫は寒さよりも暑さが苦手。
そのため、
- 少し肌寒い日 → 布団がちょうどいい
- 暖房が効きすぎた日 → 暑くて回避
という判断をします。
特に、
エアコン+布団+人の体温が重なると、猫には「暑すぎゾーン」になることも。
「昨日は来たのに今日は来ない…」という日は、
人間より猫のほうが温度変化に敏感だっただけ、ということも多いんです。
飼い主さんの“動き”も、実はかなり重要

猫はとても観察上手。
布団の上が好きでも、落ち着かない場所は選びません。
- 寝返りが多い
- 足をよく動かす
- 布団を引っ張るクセがある
こんな日は、
「今日は安全じゃないにゃ」と判断して、
少し離れた場所で寝ることがあります。
逆に、
ゆっくり呼吸して、動きが少ない日は、
「今日はここで寝られそう」と布団に来やすくなります。
猫の体調や気分も、ちゃんと影響している
猫が布団に来ない日は、
体調や気分のサインであることもあります。
たとえば、
- ちょっと眠りが浅い
- お腹の調子が微妙
- なんとなく静かに過ごしたい
こんなとき、猫は
「ひとりで落ち着ける場所」を選びがちです。
これは不調というより、
猫なりのセルフケア。
無理に呼び寄せず、
「今日はそういう日なんだな」と見守るのが正解です。

「信頼していないから来ない」は、ほぼ誤解
よくある心配が、
「布団に来ない=嫌われた?」というもの。
でも、これはほぼ当てはまりません。
猫にとって布団は、
数ある寝床のひとつ。
- 今日は布団
- 今日はキャットベッド
- 今日は窓辺
というように、
その日のベストを選んでいるだけなんです。
むしろ、
「たまに来る」からこそ、
来た日のうれしさが倍増するのかもしれませんね。
布団に来てほしいなら、できるやさしい工夫
どうしても「一緒に寝たい…!」という日は、
猫にプレッシャーをかけない工夫がおすすめです。
- 布団を少し整えて“平らゾーン”を作る
- 先に横になって動きを減らす
- 無理に撫でず、来たらそっと受け入れる
ポイントは、
「選ばせてあげる」こと。
猫が自分で決めた場所だからこそ、
安心して、長くいてくれます。

今日は来なくても、大丈夫
猫が布団に来るかどうかは、
愛情の量ではなく、その日の最適解。
今日は来ない日でも、
それは「信頼が足りない」わけではありません。
また来たときに、
「来てくれてありがとうにゃ〜」
そんな気持ちで迎えられたら、それで十分です。
猫との夜は、
毎日ちがうからこそ、楽しいのですから。

