「うちの子、最近よく寝てばかりいるかも…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
猫はもともと1日の大半を寝て過ごす動物。とくに室内飼いの猫ちゃんは、外の世界に出ることがないぶん、運動量が少なくなりがちです。
でも、実は猫にも“筋力の衰え”があるってご存じでしたか?
今回は、室内でも無理なくできる「筋力キープ」の工夫をご紹介します!
実は意外と大事!?猫の筋力維持
猫も「筋力」が落ちると危険!
人間と同じで、猫も加齢や運動不足で筋肉が落ちてしまうと…
- ジャンプができなくなる
- 関節に負担がかかる
- 代謝が下がって太りやすくなる
- 転びやすくなる・足腰が弱る
といったリスクが出てきます。
とくに高齢猫は要注意!
若いうちから適度な運動習慣があると、シニア期になってもスムーズに動ける体を維持しやすくなります。

「でも、外に出さないから運動は無理…」というあなたへ
ご安心ください。
猫は外を歩かなくても、室内の工夫だけで“自然に運動できる”環境をつくることができるんです。
猫にとっての運動とは、狩猟本能を満たすような「遊び」や「動き」。
楽しく遊ぶだけで、じゅうぶんトレーニングになるんですよ。
これで筋力キープ!おうちでできる簡単トレーニング
1. 上下運動をうながす「キャットタワー」や「棚」配置
猫の筋肉にとって、とくに大切なのがジャンプや昇り降りの動き。
キャットタワーがあるだけで、後ろ足の筋肉や背筋を自然と使う機会が増えます。
ポイントは:
- 高低差をつくる(段差は飛び乗りやすい15〜40cmくらいが理想)
- 日向ぼっこスポットと組み合わせると登るモチベーションUP!
猫が好む場所に配置すると、自然と登りたくなる環境になります。
2. 狩猟ごっこで遊ぶ「ねこじゃらしタイム」

動くものを追いかけるのは、猫にとって本能的な動き。
ねこじゃらしや羽付きのおもちゃで毎日5〜10分でもOK。左右に素早く動かしたり、高く跳ばせたりすると、全身の筋肉が鍛えられます。
コツは:
- 突然動かす・止めるなど「変化」をつける
- 捕まえさせる瞬間をつくる(達成感で満足度UP)
特に子猫や若い成猫は、これだけでもこちらが汗だくになるくらい遊びます!
3. “隠れ筋トレ”になる「ノーズワーク」や「宝探しごはん」
おやつを隠したり、段ボールの中に小さな穴を開けてフードを入れると、猫が体を使って“探す動き”をするようになります。
このときのポイントは:
- 体をひねったり、手を伸ばしたりする動きを取り入れる
- 一気に食べない工夫(満足感もアップ!)
こうした「考えて動く」遊びは、筋トレ+脳トレにもなって一石二鳥です。
猫の年齢別!おすすめトレーニングの取り入れ方
| 年齢 | 運動のポイント | おすすめ |
|---|---|---|
| 子猫(〜1歳) | 遊びが筋トレ! | ねこじゃらし、追いかけっこ、おもちゃトンネル |
| 成猫(1〜7歳) | 毎日の遊び+昇り降り | キャットタワー、ノーズワーク |
| シニア(7歳〜) | 無理なく、ゆっくり | 段差の少ない昇降運動、ゆっくり遊び、マッサージ |
年齢に応じた運動量の見直しも大切です。
「最近あまり動かないな…」と感じたら、遊び方を変えてみるのもおすすめです。
飼い主さんにできる、ちょっとしたサポート
・「動きやすいレイアウト」を意識する
部屋の家具配置や通路に段差をつけると、それだけで猫はよく動くようになります。
・毎日ちょこっと遊ぶ習慣を
がんばりすぎなくてOK!5分でもいいから、毎日遊んであげることで猫の健康寿命は変わります。
・猫の“変化”を見逃さない
「ジャンプをためらうようになった」「動きがゆっくりになった」など、筋力低下のサインを見逃さず、早めに運動の見直しをしてあげましょう。

まとめ:動くこと=しあわせにつながる
猫にとって運動とは、健康のためだけでなく、“生きる喜び”でもあります。
お気に入りのおもちゃで遊んだり、おやつを探したり、のびのびジャンプできる環境があるだけで、猫の毎日はもっと楽しく、いきいきとしたものに。
そしてそのためには、飼い主さんのちょっとした工夫や気づきが大きな力になります。
「よいしょ、よいしょ…」と、猫が今日も楽しそうに体を動かしているなら、それはきっと、未来の元気な姿につながっているはずです。

