1. HOME
  2. ねこ目線レポート
  3. 「あれ、どこにしまったの?」— おもちゃを隠す猫の“ヒミツの行動”
猫と宝箱

「あれ、どこにしまったの?」— おもちゃを隠す猫の“ヒミツの行動”

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

「あれぇ〜?昨日までここにあったのに…」
お気に入りの猫じゃらしや、ネズミのぬいぐるみがある日突然姿を消す
犯人は、もちろん……うちの猫!

気づけば、ソファの下やクッションのすき間に“ちょこん”とおもちゃが隠されてるなんてこと、ありませんか?

今回はそんな「こっそり隠すのが得意な猫たち」の行動を、明るく楽しく、でもちょっと真面目にひも解いていきます♪

それ、宝物なんです♪ — 猫が隠すワケ

猫って、おもちゃを“ただの遊び道具”と思っていないみたいなんです。
彼らにとっては、あれもこれも大切な“獲物”や“宝物”

猫の祖先は、狩りをして生きていました。
獲物を捕まえたら、他の動物にとられないように安全な場所に隠す…これ、野生時代からの名残なんです。

つまり、うちの子がネズミのぬいぐるみをソファの裏にそっとしまってるのは、
「これはわたしの!あとでまた遊ぶから取っとくにゃ!」
という、ちゃんとした理由があるんですね。

壁の陰からこちらを見つめる猫

どこに隠したの!?猫の“定番かくし場所”あるある

「うちの猫、どこに隠してるの〜〜!」
そんなお悩み(ある意味笑い話?)を抱える飼い主さんも多いのでは?

じつは、猫に人気の“かくし場所”にはちょっとした傾向があります。

  • ソファやベッドの下のスキマ
  • カーテンの裏側や家具のすき間
  • トイレの裏やキャットタワーの陰
  • 自分の寝床の中(まくらの下も!)
  • 飼い主のスリッパやかばんの中まで…!?

猫ってほんとうに、“誰にも見つからない名所”を見つける天才!
「あ、そこに隠す?!」と笑ってしまうような場所に大事そうに入れていることもあります。

猫の「独り占めしたい♡」気持ち

よく観察していると、隠す=楽しい遊びの続きというよりも、
「これはわたしのだから、ここにしまっておくにゃ」
というちょっぴり“所有欲”っぽい感情が見えることがあります。

たとえば、

  • 急にハマり出したおもちゃを独占してる
  • 近づいたら怒る、触ると取り返しにくる

なんて様子があったら、それはまさに「わたしの宝物」モード。

猫も人間と同じで、お気に入りはだれにも渡したくない気持ちがあるんですね

おもちゃに囲まれて眠る猫

見つからないときは…ちょっと観察してみて

「どうしても見つからない!でも猫は遊びたがってる!」
そんなときは、そっと猫の行動を観察してみましょう

おもちゃをくわえて、スタスタとどこかへ運んでいく姿が見られるかも?

もし発見できたら、そこが“秘密の宝物庫”になっている可能性大!

繰り返し同じ場所に隠しているなら、そのスペースにおもちゃ専用ボックスを置いてみてもいいですね。
猫も安心して遊べて、飼い主さんも片付けがラクになるという一石二鳥♪

実はストレスサインの可能性も?

たいていは猫らしいほほえましい行動ですが、
まれに、こんな場合は注意が必要です。

  • 急におもちゃを隠しまくるようになった
  • ほかの猫や人に強く威嚇するようになった
  • 遊び終わっても落ち着かず、ずっと警戒している

もしかしたら、環境の変化やストレスが原因かもしれません。
おもちゃを隠す行動がエスカレートしてきたら、気分転換や安心できる環境づくりを見直してみるのも大切です。

「なくなった!」もまた、猫との日常♪

大切におもちゃを抱える猫

わたしたち飼い主にとっては「おもちゃが見つからない事件」ですが、
猫にとっては、「あとでこっそり遊ぶの♡」な日常なのかも。

猫が“隠したくなるほど大事にしている”その気持ちに、ちょっと感動すら覚えてしまいますよね。

ときには、あなたの靴の中や布団の中から、ぽろっと出てくるかも…?
そんなときは、思わず笑ってしまってください。
それも全部、猫との暮らしの“かわいいエピソード”なんです。

おわりに

おもちゃを隠す猫の行動には、
野生の名残・愛着・安心・ちょっぴりの独占欲がぎゅっと詰まっています。

ちょっとした“いたずら”にも見えるこのしぐさ、
実は猫なりの「大切にしたい」気持ちの表れかもしれません。

「あれ?また隠されてる…」
そう気づいたら、ぜひニコッと笑って、
「どこにしまったの〜?探すのも楽しいね!」と声をかけてあげてください。

猫との宝探し、今日も始まりです♪