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こちらを見つめるバーミラ

『キラキラして見える猫?』— バーミラの被毛に隠された不思議な仕組み

投稿者:もふねこ編集部

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猫の毛並みって、どの子もそれぞれ魅力がありますよね。
ふわふわだったり、つやつやだったり、短くてなめらかだったり。

そんな猫の中でも、「なんだか光って見える…?」と感じることがある猫がいます。
それが今回ご紹介するバーミラ(Burmilla)です。

写真を見ると、まるで銀色のヴェールをまとっているような毛並み
「どうしてこんな風に見えるの?」と気になる方も多いかもしれません。

実はこの美しい毛並みには、ちょっと特別な仕組みがあるんです。

今回は、バーミラという猫の魅力とともに、
キラキラして見える被毛の秘密をやさしくご紹介します。

バーミラってどんな猫?

首をかしげるバーミラ

バーミラは、イギリスで生まれた比較的新しい猫種です。
1981年、ある出来事がきっかけで誕生しました。

きっかけになったのは、次の2つの猫です。

  • バーミーズ
  • チンチラ・ペルシャ(シルバー系)

この2匹の交配から生まれた子猫たちが、
とても美しい毛色を持っていたことで注目され、
そこから計画的な繁殖が始まりました。

名前の「バーミラ」は、
バーミーズ(Burmese)+チンチラ(Chinchilla)
から作られたものです。

現在では、

  • イギリス
  • オーストラリア
  • ヨーロッパ

などで猫種として認められています。

日本ではまだそれほど多くはありませんが、
「上品な毛色の猫」としてじわじわ知られてきている猫種です。

どうしてキラキラして見えるの?

バーミラの毛並みが「光って見える」と言われる理由は、
毛の色の入り方に特徴があるからです。

この被毛は、専門的にはシェーディング(Shaded)というタイプに分類されます。

簡単にいうと、こういう仕組みです。

  • 毛の根元は白っぽい
  • 毛先だけに色が入っている

つまり、毛全体が色づいているわけではなく、
先端だけがほんのり色づく構造になっているんですね。

この構造によって、

  • 光が毛の間で反射する
  • 白い部分が透ける
  • 毛先の色がふんわり重なる

といった効果が生まれます。

その結果、遠くから見ると
「キラッ」とした銀色のような質感に見えることがあるんです。

「シルバーシェード」という美しい毛色

バーミラの子猫

バーミラの代表的な毛色は、シルバーシェードです。

これは次のような特徴を持っています。

  • 下毛はほぼ白
  • 毛先に黒やグレーの色が乗る
  • 全体が銀色のように見える

この色合いは、チンチラ・ペルシャの影響を強く受けています。

そのため、バーミラの被毛には

「柔らかな銀色の輝き」

と表現されるような独特の雰囲気があります。

光の当たり方によっては、

  • グレーっぽく見えたり
  • 白っぽく見えたり
  • ほんのりキラキラして見えたり

と、表情が変わるのも特徴です。

実は毛質も特別

バーミラの魅力は、色だけではありません。
毛質そのものもとてもなめらかです。

一般的にバーミラは

  • 短毛(ショートヘア)
  • セミロング

のタイプがあります。

どちらも共通しているのは、

シルクのようになめらかな被毛です。

触ったときの感触は、

  • とてもやわらかい
  • 毛が密すぎない
  • 手触りがさらっとしている

といった特徴があります。

このなめらかさも、
光を反射してきれいに見える理由のひとつです。

性格はおだやかでフレンドリー

お布団の上でリラックスしてるバーミラ

見た目が上品なので、
「おとなしい猫なのかな?」と思う方も多いかもしれません。

実際のバーミラは、とてもバランスのよい性格です。

一般的に次のような傾向があります。

  • 人に対してフレンドリー
  • 甘えんぼう
  • 穏やかで落ち着きがある
  • 遊ぶことも好き

バーミーズの影響で、
人とのコミュニケーションが好きな猫としても知られています。

その一方で、
ペルシャ系の穏やかさも受け継いでいるため、
極端に活発すぎるタイプではありません。

そのため、

  • 初めて猫を飼う人
  • 落ち着いた猫が好きな人

にも比較的向いている猫種といわれています。

バーミラの被毛ケアは難しい?

美しい毛並みを見ると、
「お手入れが大変そう」と思うかもしれません。

ですが、バーミラは意外にも
そこまで手間がかかる猫ではありません

短毛タイプの場合、基本的には

  • 週1~2回のブラッシング

程度で十分なことが多いです。

セミロングタイプでも、

  • 毛玉になりにくい毛質
  • 被毛が重すぎない

といった特徴があるため、
長毛種の中では比較的ケアしやすい猫といわれています。

もちろん換毛期には抜け毛が増えるので、
その時期はブラッシングを少し増やしてあげると安心です。

「キラキラ猫」は毛色の魔法だった

居眠り中のバーミラ

バーミラがキラキラして見える理由は、
特別な加工や光の演出ではありません。

その秘密は、毛の色の入り方そのものにありました。

  • 毛の根元は白
  • 毛先だけに色が入る
  • 光が反射して銀色に見える

この仕組みが重なることで、
やさしく輝くような毛並みが生まれているんですね。

猫の世界には、本当にいろいろな毛色や模様があります。
でも、その中でもバーミラは

「光をまとったような猫」

と言われることもある、ちょっと特別な存在です。

もしどこかでバーミラを見かけたら、
ぜひ毛並みに注目してみてください。

もしかすると、
ふわっと光るような美しさに気づくかもしれませんよ。 🐾