あなたは、「猫って、こんな姿だったっけ!?」と目を疑うような猫に出会ったことはありますか?
くるんと波打つ巻き毛、ほっそりとしたボディ、そしてピンと立った大きな“レーダー耳”…。
それが、今回ご紹介するコーニッシュレックスという猫です。
一見クールで異世界感ただようこの猫、実はとっても甘えんぼうでユーモアたっぷりな性格の持ち主。
この“見た目とのギャップ”に、世界中の猫好きがキュンとしてしまうんです。
今回は、その個性的すぎる魅力をたっぷりとお届けします!
くるくるウェーブがチャームポイント!
世界でも珍しい「巻き毛猫」
コーニッシュレックス最大の特徴は、なんといってもこの「くるくるの巻き毛」。
まるでパーマをかけたみたいにふんわりカールしている毛並みは、ずーっと撫でていたくなるほどやわらか。
実はこの猫、普通の猫が持っている3層の被毛のうち、「アンダーコート」だけしかないんです。
- 一般的な猫:ガードヘア+オーンヘア+アンダーコート(3層構造)
- コーニッシュレックス:アンダーコートのみ(1層)
この構造のため、シルクのような手触りと独特のウェーブが生まれるんですね。
しかも毛が抜けにくく、アレルギーが出にくいとされる猫種としても知られています(※個人差あり)。
「猫の毛アレルギーだけど、猫と暮らしたい…!」という方にとっては、希望の星かも。
ピンと立った“レーダー耳”がかわいすぎる!
コーニッシュレックスをひと目見た人が驚くのは、その大きな耳!
顔のサイズに対してとっても大きく、まるでレーダーのように音をキャッチしているみたい。
耳は左右別々に動かせるので、ちょっとした物音にも反応してピクピク動く姿がとっても表情豊かなんです。
この「レーダー耳」で飼い主さんの声を聞きつけて、スタスタと足元にやってくる姿…
想像しただけでたまらなく愛おしいですね。

実はスリムで筋肉質!
「猫界のグレイハウンド」と呼ばれる体つき
細くてしなやかなボディライン、引き締まった筋肉、長くてまっすぐな足…
まるでモデルのような体型のコーニッシュレックスは、別名「猫界のグレイハウンド」とも言われています。
運動能力も高く、ジャンプ力や走るスピードはなかなかのもの。
細身なのに筋肉質というこのギャップが、見れば見るほどクセになる魅力を放っています。
でも、骨ばって見えることもあるので、体調管理にはちょっと注意が必要です。
被毛が薄いぶん寒さに弱く、冬場は暖かい室内環境が必須になります。
実はべったり甘えんぼ!?
見た目と中身のギャップがすごい!
一見クールでミステリアスな雰囲気のあるコーニッシュレックス。
でも、性格はなんと…とっても人懐っこくて、甘えんぼう!
- 飼い主さんにずっとくっついていたがる
- 呼べば「にゃん♪」と返事してくれる
- 家族みんなに愛嬌を振りまく
- おしゃべりでよく鳴く子も多い
この「見た目はクール、中身はあまえんぼ」というギャップにやられてしまう人が続出。
他の猫や犬とも比較的仲良くできるタイプが多いので、多頭飼いにも向いている猫種と言えるでしょう。
お手入れは?一緒に暮らすときのポイント
被毛が短くて抜けにくいので、毎日ブラッシングする必要はありませんが、
皮脂がたまりやすいため定期的に濡れタオルなどでやさしく拭いてあげると◎。
また、寒さに弱いため、冬は毛布や猫用ベッド、ヒーターなどで暖をとれる環境が必要です。
飼い主に対して深い愛情を向けてくれる反面、長時間の留守番が苦手な子もいます。
お留守番が多いおうちでは、話しかけてくれる自動おやつマシンや、見守りカメラなどを活用するのも一案です。

コーニッシュレックスって、どんな人に向いてる?
こんな方におすすめです:
- とにかく個性派で人と違う猫がいい!
- スキンシップ多め、べったりな猫と暮らしたい
- 抜け毛が少ない猫を探している
- 多頭飼いも考えている
- 猫アレルギーが気になるけど猫が好き(※要事前テスト)
逆に、「落ち着いた静かな猫がいい」「あまり構えない」という方にはちょっとアクティブすぎるかもしれません。
“変わってる”から、ハマる。
コーニッシュレックスと過ごす毎日
はじめて見たときは「ちょっと変わった猫だな…」と思っても、
暮らしてみるとそのやわらかい毛並み、ピュアな性格、ピタッと寄り添ってくれる距離感に、
気づけば心をわしづかみにされているかもしれません。
コーニッシュレックスは、外見と中身の“ギャップ萌え”を楽しめる猫種。
ちょっぴり変わった見た目に惹かれたなら、ぜひその先のやさしい魅力まで感じてみてください。
あなたの毎日が、きっともっとあったかくて、ちょっとくすっと笑える時間に変わることでしょう。

