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またたびパウダーを味わう猫

『ゴロゴロ止まらないにゃ!』— 猫が“マタタビ”に夢中になる理由とは?

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

ふだんは落ち着いている子でも、マタタビを前にすると突然ごろごろ、くねくね。そんな様子を見て、「どうしてこんなに好きなの?」と不思議に思われたことはありませんか。

猫とマタタビの関係は、昔からよく知られていますが、その仕組みや正しい使い方については、意外と知られていないことも多いものです。

この記事では、猫がマタタビに夢中になる理由から、上手な取り入れ方まで、やさしく整理してご紹介いたします。

猫がマタタビに反応する理由

猫がマタタビに反応するのは、「ネペタラクトン」と呼ばれる香り成分が関係しています。この成分は猫の嗅覚を通じて脳に働きかけ、一時的に気分が高揚したような状態を引き起こします。

その結果として見られるのが、次のような行動です。

  • 体をこすりつける
  • ごろごろ転がる
  • 興奮して走り回る
  • よだれを垂らす
  • うっとりした様子になる

これらは異常ではなく、自然な反応のひとつとされています。

なお、この反応はずっと続くわけではなく、数分程度で落ち着くのが一般的です。時間が経つと、同じマタタビでもしばらくは反応しにくくなるのも特徴です。

マタタビにかじりつく猫

すべての猫が好きなわけではない

「猫はみんなマタタビが大好き」と思われがちですが、実はそうではありません。

マタタビへの反応は遺伝的な要素があり、反応するのはおよそ半数〜7割程度とされています。

さらに、次のような特徴も知られています。

  • 子猫(生後数ヶ月程度)はほとんど反応しない
  • 成猫になるにつれて反応が現れやすい
  • 高齢になると反応が弱くなる場合もある

つまり、「うちの子は興味がない」という場合でも、それは特別なことではありません。個性のひとつとして受け止めて大丈夫です。

マタタビはどんなときに使うと良い?

マタタビはただの“お楽しみ”だけでなく、上手に使うことで猫の生活にちょっとしたメリハリをつけることができます。

たとえば、こんな場面で活用されることが多いです。

  • 運動不足の解消のきっかけにする
  • 新しいおもちゃに興味を持たせる
  • 爪とぎやキャットタワーに誘導する
  • ストレスがたまりがちな環境で気分転換を促す

ただし、あくまで補助的な役割として使うのがポイントです。毎日のように与える必要はなく、「特別なときの楽しみ」として取り入れる方が、猫にとっても新鮮に感じられます。

与えすぎには注意したい理由

マタタビは安全性が高いとされていますが、与えすぎには注意が必要です。

過剰に使ってしまうと、次のようなことが起こる可能性があります。

  • 刺激に慣れて反応が弱くなる
  • 一時的に興奮しすぎて落ち着かなくなる
  • ごくまれに消化器症状(吐き気など)が出る

そのため、使用頻度の目安としては、週に1〜2回程度が一般的です。

また、パウダータイプやスプレータイプなど種類もさまざまですが、いずれも「少量」を意識することが大切です。

安心して楽しむためのポイント

マタタビの余韻に浸ってる猫

マタタビを安全に楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。

  • 初めての場合はごく少量から試す
  • 興奮しすぎたらすぐに取り上げる
  • 誤飲を防ぐため、おもちゃの状態を確認する
  • 体調が悪いときは使用を控える

特に初めて与えるときは、どのような反応をするか観察することがとても大切です。

猫とマタタビの関係をやさしく楽しむ

マタタビに夢中になる猫の姿は、見ているだけで思わず笑顔になってしまうものです。

ただ、その背景には、猫の嗅覚や本能が関係しているという、少し奥深い一面もあります。

大切なのは、「たくさん与えること」ではなく、猫のペースに合わせて、ほどよい距離感で楽しむことです。

その子にとって心地よい刺激として取り入れていくことで、日々の暮らしがより豊かで穏やかなものになっていくはずです。

もしよろしければ、愛猫がどんな反応を見せるのか、ゆっくり観察してみてください。そこには、その子らしい個性が、きっとやさしく表れているはずです。