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テーブルの上でいい子にしてるバーミーズ

『ついてくる猫?』— バーミーズが“犬みたい”と言われる理由

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

猫と暮らしていると、ふとこんな瞬間があります。

キッチンに行けば、後ろからトコトコ。
ソファに座れば、すぐ隣にぴょこん。
部屋を移動すると、「どこ行くの?」とばかりに一緒についてくる。

「うちの子、もしかして犬みたい…?」

そんなふうに感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は、猫の中にはとても人懐っこく、まるで犬のような行動を見せる猫種がいます。その代表格とも言われているのが、バーミーズです。

今回は、バーミーズがなぜ「犬みたい」と言われるのか、その理由をやさしく解き明かしていきます。知れば知るほど、「こんな猫と暮らしてみたい…!」と思ってしまうかもしれませんよ。

ミャンマーから世界へ広がった猫

マグカップに入ってる2匹のバーミーズの子猫

バーミーズのルーツは、東南アジアのミャンマー(旧ビルマ)とされています。名前の「バーミーズ」も、英語で「ビルマの」という意味から来ています。

現在のバーミーズの歴史は、1930年代にアメリカへ渡った一匹の猫から始まりました。
「ウォン・マウ(Wong Mau)」という名の猫がアメリカに持ち込まれ、その後の繁殖によって猫種として確立されていきます。

その過程で、シャム(シャム猫)との交配が行われ、現在のバーミーズの特徴的な姿が形づくられました。

バーミーズの基本的な特徴は次の通りです。

  • 中型で筋肉質な体
  • 丸みのある顔立ち
  • 大きく表情豊かな目
  • 短くなめらかな被毛
  • 手触りがシルクのようにやわらかい毛並み

見た目はとてもエレガントですが、性格はそれ以上に魅力的です。

そして、この性格こそが「犬みたい」と言われる理由につながっています。

人が大好きすぎる性格

バーミーズ最大の特徴と言ってもいいのが、人との距離の近さです。

猫は一般的に「マイペース」「気分屋」と言われますが、バーミーズは少し違います。
むしろ人と一緒にいることをとても好む猫として知られています。

たとえば、こんな行動がよく見られます。

  • 飼い主のあとをついて歩く
  • 膝や肩に乗りたがる
  • 抱っこを嫌がらない
  • 飼い主のそばで眠る
  • 家の中で常に近くにいようとする

この「人についてくる」という行動が、犬のようだと感じられる理由のひとつです。

もちろん個体差はありますが、バーミーズは猫の中でも特に愛情深い性格と言われています。

「猫とたくさん触れ合いたい」
「甘えてくれる猫が好き」

そんな方には、まさにぴったりの猫種です。

遊び好きで好奇心も旺盛

何かをじっと見つめる3匹のバーミーズの子猫たち

バーミーズは、ただ甘えんぼうなだけではありません。
とても遊び好きで活発な猫としても知られています。

特に若いうちは、家の中を元気に走り回ることも珍しくありません。

よく見られる特徴としては、次のようなものがあります。

  • おもちゃ遊びが大好き
  • 動くものにすぐ反応する
  • 新しい環境に興味津々
  • 家族の行動をよく観察している

こうした性格から、犬のように遊びを楽しむ猫とも言われることがあります。

ボールや猫じゃらしなどで遊ぶのが好きな子も多く、なかには投げたおもちゃを追いかける遊びを覚える猫もいると言われています。

猫とのコミュニケーションを楽しみたい人には、とても魅力的なポイントですね。

短く美しい被毛のひみつ

バーミーズのもうひとつの魅力が、なめらかな被毛です。

被毛はとても短く、体にぴったり沿うように生えています。
この毛質はよく「サテンのよう」「シルクのよう」と表現されます。

さらに特徴的なのが、光沢のある美しい毛並みです。

代表的な毛色には、次のようなものがあります。

  • セーブル(濃いブラウン)
  • シャンパン
  • ブルー
  • プラチナ

特にセーブルカラーは、バーミーズを象徴する色として知られています。

毛が短いため、お手入れが比較的ラクなのも魅力です。

基本的には軽いブラッシングで十分とされ、抜け毛も長毛種ほど多くありません。

バーミーズと暮らすときに知っておきたいこと

カーペットの上でリラックスしてるバーミーズ

人懐っこく魅力いっぱいのバーミーズですが、暮らすうえで知っておきたいポイントもあります。

まず大切なのが、ひとりの時間が長すぎない環境です。

バーミーズは人と一緒にいることを好むため、長時間の留守番が続くと退屈を感じやすいと言われています。

そのため、次のような工夫があると安心です。

  • おもちゃを用意しておく
  • キャットタワーを設置する
  • 可能であれば複数飼いを検討する
  • 帰宅後にしっかり遊ぶ時間をつくる

また、バーミーズは知能が高く好奇心旺盛なため、環境の刺激も大切です。

窓辺で外を眺められる場所や、上下運動ができるスペースがあると、より快適に過ごせます。

「猫らしさ」と「犬らしさ」をあわせ持つ猫

バーミーズが「犬みたい」と言われるのは、
人との距離がとても近い猫だからです。

  • 人のあとをついてくる
  • 抱っこやスキンシップが好き
  • 遊びを一緒に楽しめる

こうした特徴は、猫好きだけでなく、犬好きの人にも人気が高い理由になっています。

とはいえ、もちろんバーミーズは猫。
気分屋な一面や、のんびりくつろぐ時間も大切にします。

だからこそ、
猫の自由さと、人懐っこさの両方を楽しめる猫種とも言えるでしょう。

もし「猫ともっと近い関係で暮らしてみたい」と思っているなら、バーミーズという猫は、きっとその理想にかなり近い存在かもしれません。

もしかすると、あなたの後ろをトコトコついてくる…
そんな毎日が待っているかもしれませんね。 🐈