ふわふわの毛並みに、つぶらな瞳。
そんなかわいい姿で、今日もあなたの家を見回る猫さん。
そう、「夜のパトロール」は、多くの猫が毎晩欠かさず行っている行動なんです。
いったい猫たちは、なにを確認してるの?
なぜ“夜”になると始まるの?
今回は、猫の寝る前ルーティンを楽しく、わかりやすく解説します。
猫にとって「夜」はまだ終わってない?
猫はもともと薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)と呼ばれる生き物。
これは、早朝や夕暮れなど、光がぼんやりとした時間帯に最も活発になる習性のことです。
つまり、人間が「さあ寝ようかな…」という頃、
猫にとっては「そろそろ活動タイムにゃ!」というテンションの上がる時間。
そして、この時間に始まるのが…
そう、「パトロール」です。
どこを見てまわってるの?猫の“巡回コース”
夜のパトロールは、猫によってさまざま。
でも多くの猫に共通しているのが、自分のテリトリーを確認するという行動です。
たとえば…
- ✅ 窓辺チェック:外に怪しい影がいないか、鳥や虫の気配がしないか確認
- ✅ ドアの前でスンスン:玄関や他の部屋から誰か来ないか、においで点検
- ✅ お気に入りの高い場所へ登る:安全な寝場所を選ぶための確認
- ✅ 布団に乗る or 乗らない判断:飼い主の動きをじっと観察
- ✅ 家具の裏や棚の隙間を確認:本能的な“異変察知能力”が発動!
「ここに何か変わったことはないかにゃ?」と、
まるでセキュリティ担当のような目つきで歩きまわる姿に、つい笑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

パトロールのあとは…ようやく「寝る支度」
一通りの見回りを終えると、
ようやく猫さんは「寝るモード」に入ります。
でもその前に、ちょっとしたルーティンがはさまれることも。
- 🧼 毛づくろいタイム:落ち着いて眠る前に、しっかりお手入れ
- 💨 トイレ確認:寝る前に用を足す子もいれば、砂の匂いをチェックだけの子も
- 🧺 寝床の調整:毛布をふみふみ、布団の上をグルグル…快適さの最終チェック!
ここまでして、ようやく「寝る体勢」が整うのです。
パトロール中に話しかけると、どうなる?
猫が真剣に巡回しているときに、つい話しかけてしまうこともありますよね。
そのとき…
- 振り向いて「にゃ?」と返事してくれる子
- 完全に無視して任務遂行モードに入っている子
- 一瞬止まってキョトンとする子
反応はさまざまですが、共通して言えるのは、
この時間は猫にとって“とても大切な儀式”の一部だということ。
可能であれば、そっと見守ってあげるのがベストです。
夜中にまた始まる「第2ラウンド」もある?
実は、寝る前にいったん落ち着いても、
夜中や明け方にもう一度パトロールする猫も多いのです。
- 物音に反応して起き上がる
- 飼い主の寝返りで“様子見”に来る
- 早朝の鳥の声に反応して窓際へ
これは、本能的な“警戒心”と“環境チェック欲”がまだ残っている証拠。
でも、ひとまわりして異常がないことを確認すれば、また安心して寝てくれます。

飼い主ができる“やさしいサポート”
夜のパトロールを快適に行えるように、
飼い主としてちょっとしたサポートもできます。
✔ 窓辺にカーテンの隙間をつくる
→ 外の確認がしやすくなり、猫の“満足度”アップ!
✔ 寝る前に静かな音環境を整える
→ 家電の音・テレビ音を消して“猫の集中力”をサポート。
✔ 安心できる寝床を毎晩整えておく
→ パトロール後の“お気に入りスポット”に変化がないことが安心材料に。
まとめ:猫にとって「パトロール」は“心の整理”かも
猫の寝る前ルーティンは、単なる行動ではなく、
その日を安心して終えるための大切な“習慣”です。
- 変わらぬ環境を確認して
- 静かに自分の寝床を決めて
- 飼い主の気配をそばに感じながら
- 今日もまた、ぐっすり眠る…
その姿には、猫なりの律儀さと賢さがにじんでいます。
「また見回りしてるなぁ」と思ったら、
ぜひそっと見守ってあげてくださいね。
きっと、その時間は“猫なりの安心”を作っている最中なのです。

