いよいよ年末もクライマックス。
もうすぐやってくるのは、新しい1年のスタートですね!
「おせちはどうしよう?」「初詣行けるかな?」なんてバタバタしがちな年末年始ですが、ちょっと待って!
猫にとっても、年の変わり目はちょっぴりドキドキの季節かもしれません。
そこで今回は、猫といっしょに気持ちよく新年を迎えるための“お正月準備チェック”を、まるっとご紹介します♪
🎍 飾りものにご用心!猫とお正月デコレーション
お正月といえば、しめ縄・鏡餅・松飾りなどの飾りもの。
でも、猫にとってはちょっと気になる「おもちゃ」に見えることも…!
とくに注意したいのは:
- ビニール製のしめ縄:カミカミして誤飲の危険
- プラスチックの鏡餅飾り:転がして遊んでしまうかも?
- ぽろぽろ落ちやすい造花や水引:遊んでいるうちにバラバラに…
床からの高さにある装飾は、すべて“猫の遊び場”になる可能性大!
できれば高い位置に設置する or 猫が届かない場所に飾るのが安心です。
🍱 おせち&年越しごはん、猫にはNGもいっぱい!

人間にとってはごちそうのオンパレードでも、猫には要注意な食材がたくさんあります。
🐟 猫がつい欲しがりそうなもの:
- 数の子 → 塩分が強く、腎臓に負担
- かまぼこ・伊達巻 → 調味料・糖分が多め
- 栗きんとん → 甘すぎ&誤飲リスクあり
- 魚の骨つき焼き → 骨が刺さるおそれ
✨基本は、「人の食べものはあげない」が鉄則。
とはいえ…ちょっと特別な日だから、猫用おやつをいつもより1つだけ、特別に♪
そんな“気持ちだけおすそわけ”も素敵ですよね。
🚪 来客・帰省・初詣…猫の「落ち着ける場所」をつくろう
年末年始は、普段より来客が増えたり、飼い主さんが外出したりするタイミング。
猫にとっては、にぎやかすぎる環境がストレスになることもあります。
お正月あるあるチェック:
- 「親戚の子が、猫を追いかけまわしてしまった…」
- 「玄関が開いて、猫が飛び出しそうに…」
- 「知らない人の声に驚いて、ベッド下から出てこない!」
そんな事態を防ぐには:
- 静かで安心できる“避難スペース”を用意(押し入れ、ベッド下、キャリー内など)
- ドアや窓の開閉に注意(脱走防止対策も忘れずに)
- 「お客様がいる間は無理に触らせない」ルールも大切
猫が落ち着ける空間をしっかり確保してあげると、年末年始もリラックスして過ごせますよ。
🔔 除夜の鐘や年越しイベント、猫はびっくりしてるかも?
人間にとっては風情ある除夜の鐘やカウントダウンのにぎやかさ。
でも、猫にとっては…
- 聞きなれない音が鳴る
- 人間が急に「わー!」と盛り上がる
- 鳴り物(クラッカー、ベルなど)に驚く
こうした突発的な音や動きに、びっくりして隠れてしまう子もいます。
できれば、大きな音の前には「これから音が鳴るよ〜」と声かけしたり、
静かな部屋へ先に誘導しておくなど、ちょっとした気遣いがあると安心です。
🛏 そして何より、「いつもどおり」がいちばんのプレゼント

年が変わっても、猫にはカレンダーの概念はありません。
でも、猫は人間の行動や空気の変化には敏感。
だからこそ、変わりすぎない“日常”を意識的に残してあげることが、とても大切です。
- 朝ごはんの時間はできるだけいつも通り
- いつもの挨拶、いつもの撫で方
- 寝る前の「おやすみにゃ」も忘れずに♪
それだけで、猫にとっては「今年もこの家で安心して過ごせそうにゃ」というサインになります。
🐾 まとめ:猫と迎える新年の準備、できてる?
チェックポイントをおさらいすると…
✅ 飾りものは届かない場所に設置
✅ おせちはNG、猫用おやつで代用を
✅ 静かな避難場所を確保
✅ 来客や外出時の対策も忘れずに
✅ 大晦日の音には事前のひと声を
✅ いつも通りのスキンシップを大切に
新しい年も、いっしょに。
それがなによりの願いであり、しあわせですよね。
「今年もありがとう」「来年もよろしくにゃ」
そんな気持ちをこめて、猫との年末年始をやさしく過ごしましょう。

