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ミラーボールと白猫

性格は毛色で決まる?猫の色別性格診断

投稿者:もふねこ編集部

猫の食事用マット パウ・マット OMOCHI 猫の食事用マット

猫を飼っている方なら、「この子ってなんだか気まぐれ」「うちの子は本当に甘えん坊」など、性格の違いを日々感じているはず。でも、その性格…もしかすると「毛色」が関係しているかもしれません。
今回は、そんな興味深い「猫の毛色と性格の関係」について、科学的な視点と飼い主の体験談を交えながら解説します。

毛色と性格は本当に関係があるの?

「猫の性格は毛色によって違う」という話は、昔からよく聞かれるテーマです。科学的な研究も少しずつ進んでおり、完全に証明されているわけではないものの、毛色ごとの性格傾向があるというデータも存在します。

これは、人間が猫に持つ「先入観」も一部影響していると言われていますが、実際に多くの飼い主が毛色と性格の関係を感じているのも事実です。

それでは、代表的な毛色別にその性格傾向を見ていきましょう。

白猫:神秘的でマイペースな美猫

こちらを見つめる白猫

白猫は「気高い」「おっとりしている」印象を持たれることが多く、実際にマイペースな性格の子が多いといわれます。
警戒心はやや強めですが、心を許した相手にはとても甘える面も。静かな環境を好み、ストレスに弱い面もあるため、落ち着いた暮らしを用意してあげたいタイプです。

黒猫:フレンドリーで甘えん坊のムードメーカー

こちらを見つめる黒猫

黒猫は「人懐っこくて賢い」という評価が多く、実際にフレンドリーな子が多いのが特徴です。
おっとりしていて、飼い主との絆を深く築く傾向があります。魔除けや幸運の象徴として世界中で愛されてきた黒猫は、家庭内でも場を和ませる存在になることが多いようです。

キジトラ:野生の本能を残した冒険家タイプ

こちらを見つめるキジトラ猫

野良猫出身にも多いキジトラは、運動神経抜群で警戒心が強いけれど、一度信頼すると忠実に付き従うタイプ
自然体で独立心があり、控えめな性格の子も多いです。多頭飼いでもストレスを溜めず、一定の距離感を保ちながら生活するのが得意です。

茶トラ:陽気で社交的、みんなの人気者

茶トラの子猫

茶トラ猫は「おおらか」「陽気」「甘えん坊」という性格傾向が顕著です。
オスに多く見られる色柄で、豪快に遊んだり、スリスリ甘えたりと、飼い主との距離が近いのが特徴。寂しがり屋な一面もあるので、しっかりコミュニケーションを取ると良好な関係を築けます。

サビ猫:個性派で芯が強い独立タイプ

サビ猫の子猫

黒と茶の混じったまだら模様が特徴のサビ猫は、非常に個性的で、自由気ままな性格の子が多いといわれます。
甘えるときは思いきり甘えますが、それ以外の時間はマイペースに過ごすことが好き。感情表現が豊かで、飼い主の顔色をよく見ている子も多いです。

三毛猫:気まぐれで愛されキャラ、でも実は賢い?

飼い主を見つめる三毛猫

三毛猫は「女王様タイプ」なんて呼ばれることもあるほど、気まぐれでツンデレな性格が魅力。
実はとても賢く、人をよく観察しています。機嫌をうかがうような態度を見せる一方で、信頼した相手にはべったり。日本では「招き猫」としても親しまれる縁起の良い存在です。

グレー(ブルー):知的でクールな紳士淑女

笑顔のロシアンブルー

ロシアンブルーなどに多いグレーの猫は、落ち着いていて知的な印象を持つ子が多いです。
クールに見えますが、実はとても甘えん坊で繊細。知らない人には距離を置きますが、信頼関係を築いた相手にはとことん尽くすタイプです。静かな家庭に向いています。

白黒ハチワレ:バランス感覚が良い優等生

テーブルに上がるハチワレ猫

白と黒のコントラストが特徴のハチワレ猫は、大胆さと慎重さを兼ね備えたバランス型
人懐っこく、愛嬌がありながらも空気を読んで行動することができ、非常に飼いやすい性格です。お笑い担当になることも多く、日々の生活に癒やしをくれる存在になります。

色で性格がわかる…だけじゃない!個体差も大切に

ここまで毛色ごとの性格傾向を紹介してきましたが、当然ながら、すべての猫にこの傾向が当てはまるわけではありません。
猫の性格は遺伝だけでなく、育った環境、経験、関わってきた人や動物の影響も大きいのです。

とはいえ、「毛色による性格傾向」を知っておくことで、
「この子はこういうタイプかも?」
「もしかして、こう接した方がいいかも?」
といったヒントになることも多いはずです。

自分の猫の毛色は?性格とのギャップも楽しもう

ひっくり返ってるキジトラ猫

毛色と性格が一致している猫もいれば、全然違う!と驚かされる猫も。
そのギャップや個性こそが、猫との暮らしの醍醐味です。
「この毛色だからこう」と決めつけずに、その子自身の性格をじっくり観察しながら付き合っていくことで、より深い信頼関係が生まれます。

まとめ:毛色と性格は“参考程度”に。大事なのはあなたとの関係

猫の毛色と性格にはある程度の傾向がありますが、それはあくまで“参考情報”。
もっとも大切なのは、あなたとその猫との関係性です。
どんな毛色の猫でも、心を込めて接することで、唯一無二のパートナーになってくれるはずです。

「この子はどんな子なんだろう?」と毛色から性格を想像しながら過ごす日々もまた、猫との暮らしの楽しみ方のひとつですね。